見る!聞く!感じる!考える!現場主義をつらぬく!
旧宅良保育園を地元の若者が手づくりで憩いの空間として創出
令和3年度当初予算を審議しました
南越前町で県外から研修に訪れた大学生と懇談
越前市において農業施設の整備について陳情対応
越前市民スキー大会にて同世代の仲間と
日本遺産の認定を受けた北前船主集落にて
敦賀開業に向け急ピッチで進む北陸新幹線工事現場にて
国の重要伝統的建造物群保存地区の指定に向けた今庄宿
福井丸岡ラックの選手たちと
福井県も本格的にスポーツの振興に取り組み出しました
少年サッカーの卒業生たちと
今年も多くの新成人が誕生しました
3年ぶりの大雪への対応
予算決算特別委員会(令和3年3月12日金)総括質疑 抜粋
新型コロナウイルス感染症対策
問 仲倉 県民へのワクチン接種の完了時期は何時頃になる見込みか。課題は何か。 答 知事 接種の完了時期は、国民に行き渡るワクチンが何時入って来るかに左右される。県としては、短期間で接種できる体制や、副反応に関する情報発信、相談窓口等の設置などの準備をしっかりとやっていく。 問 仲倉 ワクチン接種率を高めるための取組みは。 答 知事 疫学的には国民の7割程度が抗体を持つことが望ましいと言われているが、現実には、各自が正確な情報を得ながら、自らの判断で接種を受けることが大切だと考えている。県としては、様々な情報をオープンにするよう国に求めるとともに、専門的な相談に応じられるよう、体制を整えていく。
大雪対策
問 仲倉 北陸自動車道と国道8号の同時通行止めに備えて新たな交通を確保するため、国道365号(栃ノ木峠道路)の整備を、スピード感をもって進めるべきではないか。 答 知事 国道365号は、大雪時に使用できるようになれば大きな役割を果たすと考えており、現在、国道476号から県境に向かう1㎞の部分について、橋梁を造ったり、用地買収等を行っているところである。滋賀県の三日月知事とも事業化に向けて一緒に進めて行こうと話しており、トンネル部分の工事など、事業の方針も含めて順次検討していく。
教員の多忙化解消
問 仲倉 教員についても、民間の働き方改革に倣って時差出勤など弾力的な勤務体制を奨励し、雇用環境改善につなげていってはどうか。 答 教育長 部活動の指導は、中学校教員を中心に長時間勤務の大きな要因となっているため、遅出勤務の積極的活用や複数顧問の実施、外部人材の活用等により、教員の多忙化解消につなげたいと考えている。
歯と口腔の健康づくり推進条例
問 仲倉 歯と口腔の健康づくり推進条例に対する知事の所見と、条例に基づいてどのような政策を推進していくのか伺う。 答 知事 人生100年時代を迎え、オーラルフレイルの予防が非常に重要と認識しており、そういう意味で、この条例により県民の健康管理が進められると考えている。 具体的には、乳児・幼児期からのむし歯予防や歯科検診、生涯にわたる適切な口腔ケアの普及等を歯科医師の皆さまと相談しながら進め、人生100年時代に備えたいと考えている。
みんなでつかおう「ふくいの木」促進条例
問 仲倉 条例制定を受けた県産材利用の成果を伺う。また、公共工事で大量の県産材を一気に発注されても供給ができないので、分離発注等の仕組みを作れないか。 答 農林水産部長 木材関連団体とともに「ふくいの木使ってもらい隊」という組織を結成し、住宅メーカーや商業施設等に木材、木質化の営業活動を実施している。その結果、住宅での利用に加え、小学校や町営住宅など、公共施設での利用も進んでいる。加工木材や公共工事での利用も進み、県産材の利用量は、条例制定前の平成28年度は17万8千㎥であったが、令和元年度は20万8千㎥と、3万㎥増加している。 分離発注については、南越特別支援学校、年縞博物館、えちぜん鉄道福井駅舎の例がある。県産材の切り出しや乾燥、加工等、木の準備に1年近くかかる場合もあり、分離発注は非常に有効な手段であるので、これらの事例を県庁内の関係部局に周知する。
40年超原発の再稼働
問 仲倉 知事は、関西電力や国の中間貯蔵施設の報告に対し、誰も評価していないのに「一定の回答があった」と評価し、再稼働の議論に入る「前提を満たした」と判断したが、撤回すべきではないか。 答 知事 関西電力が中間貯蔵施設の具体的な地点を初めて提示したことを「一定の回答」と申し上げたもので、地元の理解が得られていない状況で、「確定に向けて具体的に物事が進んだ」と評価したと受け止められたのであれば、本意では無い。また、「前提」という強い言葉を用いたこともあり、40年超運転と中間貯蔵の地点確定が一つの問題として捉えられ、確定的な地点が提示されると期待された方もいると思う。計画地点の提示と確定の違いについて説明が足りていなかったことは申し訳なく思っている。